「オイリュトミー療法講義」

 

ルドルフ・シュタイナー 著 

石川公子 中谷三恵子 金子由美子 訳

小林國力監修  

定価3,080円(10%税込)

ISBN 978−4−903865−31−7

 

オイリュトミー療法というあたらしい現代のセラピーが、

どのように、技術文明に方向づけられたことに起因する

現代の障害に対して有効に作用するのか・・・

シュタイナー最晩年のオイリュトミー療法のはじまりを提示する、

医師と療法士のために行われた講義録

 

 

人間有機体のすべての生理的なプロセスは、

分解プロセスと構築プロセスに担当しています。

これらの二つのプロセスは、

最終的にすべての器官と器官系の形態形成において、

健康と呼ばれる「流れのなかの均衡」を形づくっています。

この形態を形成する「流れのフォルム」こそが、

オイリュトミー療法の基盤であり、

これをオイリュトミーは模倣しているのです。

ミヒャエラ・グレックラー(序文より)