魂の救済

ー三人の偉大な人類の指導者の協働活動

 

ベルナード・リーヴァフット 著

丹羽敏雄 訳

 A5型 本文160頁

定価2640円(10%税込)
ISBN978-4-903865-34-8

 

21世紀に入って,悪の諸力の活動が目に見えて勢いをましています.

 

その諸力は魂を破壊しようとしています.

人類の進化を導く3つの霊的な流れ,すなわち,

認識の生命化を導くシュタイナーの認識の道,

人間の魂の救済を目指すマヌの中心の道.

3つの霊的流れの有機的な協働がそれに立ち向かう力となります.

「あなたはその流れのいずれに属しているのか」,

シュタイナーによって投げかけられたこの問を通奏低音とする本書は,

自由と愛の実現のために努力し続けた稀有な人類学者,

リーヴァフッドの霊的遺言です.その遺言は私達の生きる目的,

そして喜びを見出す助けとなることでしょう.  

 

*本書の内容

1、本書の必然性について

2、3つの霊的流れ

3、洞察をもたらす者、ルドルフ・シュタイナー

4、クリスチャン・ローゼンクロイツの流れ

5、薔薇十字者の今日の課題

6、マヌの霊的流れ

7、未来におけるマヌの課題

8、対抗勢力の戦略

ベルナード・リーヴァフッド(1905~1992)
イ ンドネシアスマトラ島メダン生まれ。オランダで医学を学び精神科医と
なる。 アントロポゾフィー医学を通して人智学と出会い、1931年オランダで最初の 治療教育施設を設立。企業や組織の発展、成人・人材教育について人智学的なアプローチから研究実践、企業コンサルティング機関NPIを設立。バイオグラ フィー的療法の基礎を築く。ロッテルダムのエラスムス大学などで教鞭もとる。若者のための自由大学設立。
オランダの人智学協会代表も務めながら、人智学の社会化の実現に生涯を捧げた。「金の羽ペン賞」を受賞したオランダの著名なベストセラー作家でもある。